【福岡市】米の買い占めは建設業者!どこか特定。米の衛生&保存管理は大丈夫?

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【福岡市】米の買い占めは建設業者!どこか特定。米の衛生&保存管理は大丈夫?

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2024年夏からの米の価格高騰に伴い、お米が入手困難な状況が依然として続いています。

2025年2月3日には、江藤拓農林水産大臣が国会で「米の買い占めが起きている可能性」を示唆しています。

前回の記事では、「中国のスクラップ業者」や「人材派遣会社」が転売目的で買い占めをしているという情報をまとめましたが、

今回は新たに、福岡市の建設会社がお米を買い占めていたという情報が。

いったいどこの建設会社なのでしょう。

今回は、

  • 福岡の米の買い占めは建設業者はどこか
  • 買い占めた目的は?
  • お米の衛生管理は大丈夫か

についてまとめます。

特定!米の買い占め業者は福岡市の建設業者だった

建設業者の倉庫内 イメージ

2025年2月16日に西日本新聞は、福岡市の建設会社に600キロの米が保管されていた事実を報じています。

2025年2月16日付の西日本新聞は、600キロのコメ福岡市の建設会社にあったと報じた。建築資材と並んで60キロの玄米が入った米袋が10袋ほど倉庫に積み上げられていたという。この会社はコメの需要が伸びると聞き、飲食店などに売り始めた。

Yahoo!ニュース

この会社は、米の需要が高まっていることを受けて、飲食店などに米を販売し始めたと報じられています。

福岡市の建設業者はどこ?

この福岡市の建設業者はどこなのか、現時点では特定できていません

調べると福岡市内の建設業者は、中小企業も全て含めると1万件以上あることがわかります。

福岡県福岡市の建設業者検索結果
引用元:ツクリンク

ここから特定するのは難しいね。。

ただ、SNS上では特定班がかなり動いているようですね…

建設業者が特定されるのは時間の問題かもしれません。

ちなみに、下の写真が建設業者だという情報が出回っていますが、

この写真は福岡県嘉麻市のJAの貯蔵施設にお米が集められている写真です。

福岡県嘉麻市のJAの貯蔵施設にお米が集められている写真
引用元:西日本新聞

福岡市の買い占め建設業者とは関係ありません

建設業者特定について、また新たな情報が入りましたら追記します。

貯蔵の目的は?

この福岡市の建設業者がお米を貯蔵している目的は何なのでしょうか。

前述した記事では、

この会社はコメの需要が伸びると聞き、飲食店などに売り始めた。

Yahoo!ニュース

と報じています。

保管していた目的ははっきりとはわかりませんが、米価格が高騰している状況から販売し利益を得ようとしていることは確かですね。

ちなみに農林水産省によれば、

年間20トン以上のコメの出荷や販売事業をおこなう場合、届出義務があるとされています。

届出せずに事業をおこなった場合、50万円以下の罰金が科せらます。

しかし、逆を言うと20トン未満であれば届出する必要はありません。

今回の福岡市の建設業者の場合は、法律的には問題がないと言えます。

お米の衛生管理は大丈夫?

通常だと、米はJA(農業協同組合)などの大手事業者を介して卸売業者に販売され、消費者の手元に届きます。

今回のケースのように販売経験のない建設会社が米を扱うとなると、疑問が残りますね。

米の価格高騰を受けて異業種が続々と買い付け競争に参入しているようですし。

米の適切な保管条件について調べると最低限、以下3つの管理が必要です。

ポイント

1温度・湿度管理
高温多湿の環境では劣化が早まるので、冷蔵保存が推奨。
管理不足だと、カビやバイ菌の繁殖が懸念される

2光と熱の遮断
 直射日光や熱源の近くに置くこと暗い場所で保管するのが理想
 管理不足だと、米が劣化し、虫が発生する恐れ

3定期的なチェック
 虫やカビの発生など異常がないか確認し、問題があれば早急に対処する


 

販売経験のない建設会社やスクラップ業者、人材派遣会社がこれらの保管条件を十分に満たせるのか、疑問が残ります。

消費者はお米を見ただけでは、品質が保たれた商品かどうか見分けがつきませんよね。

世間の声は

まとめ

福岡市の建設業者が米の買い占めをしているという情報により、建設業者がどこなのか調べました。

現時点で特定には至っていませんが、業者が特定されるのも時間の問題と言えそうです。

米の価格高騰により入手困難な状況は依然続いており、これに便乗して投機目的で米の買い占めを行うという行為は、

きわめて悪質と言えますよね。

政府は備蓄米の放出を決定しており、転売されたお米が多く出回り保存状態が懸念されるお米が出回る可能性があります。

今後、安全なお米を購入したい場合は、信頼できる販売店から購入したほうが良さそうです。


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