「地方国立大学はオワコンなのでは?」
そんな声を、SNSや受験系掲示板で見かける機会が増えています。
かつては「堅実で就職に強い」と言われてきた地方国立大学ですが、
少子化や都市部志向の影響もあり、以前とは環境が変わってきているのも事実です。
地方国立大学はオワコンなの!?
昔は地元の国立大学に行くことがステータスだったのに。。。
かつては「堅実で就職に強い」と言われてきた地方国立大学ですが、
少子化や都市部志向の影響もあり、
以前とは環境が変わってきているのも事実です。
一昔前は受験生の憧れであった地方国立大が、
いったいなぜ、
- 厳しい
- オワコン
- やばい
と言われるようになったのでしょうか?
この記事では、その理由を3つに分けて整理します!
地方国立大がオワコンと言われる理由3つ
ここからは地方国立大がオワコンといわれる理由3つについて解説していきます。
地方国立大がオワコンと言われる理由3つ
- 理由① :少子化で志願者数が減少している
- 理由②: 就職で都市部大学と差が生じる
- 理由③: 大学の将来性に不安を持たれやすい
グラフは、18歳人口の予測。
— くろたか@YOUTUBE・VOICYで発信中❕ (@S5jHq86LJGTAPkb) November 6, 2025
特に地方では減少が顕著。
すでに地方の国立大では、定員割れの大学も多い。
先生だけではなく生徒も足りない・・・。 pic.twitter.com/HerinOcUNY
理由① :少子化で志願者数が減少している
地方国立大学が厳しいと言われる最大の理由は、少子化の影響です。
特に地方では18歳人口の減少が深刻で、
国立大学であっても定員割れや志願者減少が珍しくなくなっています。
その結果、
- 偏差値の低下
- 「国立=難関」というイメージの崩れ
といった印象を持たれやすくなり、「オワコン」という言葉につながっているようです。
理由②: 就職で都市部大学と差が生じる
就職面での不安も、地方国立大が厳しいと言われる理由のひとつです。
近年は、
- 大手企業
- IT・外資系
- 成長産業
の多くが都市部に集中しており、
地方大学の学生は情報や企業との接点が少ないと感じることがあります。
そのため一部では、
「地方国立より都市部私大のほうが有利では?」
という声が出ることもあります。
理由③: 大学の将来性に不安を持たれやすい
国立大学をめぐっては、近年、
- 大学再編・統廃合の議論
- 学部縮小や改組
- 地方大学への予算配分問題
などが話題になることがあります。
こうしたニュースから、
この大学、将来大丈夫なの?
なくなる可能性があるかも。。。
と不安を感じる人も多く、
地方国立大=先行きが不透明というイメージが広がりやすくなっています。
オワコン説を覆し再評価される大学も出てきた
一方で、「地方国立大=オワコン」という見方に対して、
近年あらためて評価を高めている大学や学部も出てきています。
その背景には、単なる偏差値や立地では測れない
“実用性”や“専門性”が見直されてきた流れがあります。
例えば、
- 医療・看護・福祉系
- 農学・水産・環境分野
- 工学・インフラ関連
- 教員養成系学部
といった分野では、
地方国立大が地域と強く結びつき、安定した就職実績を出しているケース
も少なくありません。
また、学費の安さや研究環境の充実度から、
「私立より国立のほうが合理的」と考える受験生や保護者も増えています。
SNS上でも、
- 「結局、地元国立が一番コスパ良かった」
- 「派手さはないけど就職は堅実」
- 「オワコン扱いされてるけど普通に勝ち組では?」
といった声が見られ、
一括りに“終わった存在”と決めつける風潮に疑問を持つ人も増えているようです。
その一例を見ていきましょう!
【学生の口コミ】地方でも人気!日本唯一の体育系国立大学「鹿屋体育大学」
鹿屋体育大学は鹿児島県にある国立大学で、
知名度だけを見ると「地方の小規模国立」に見られがちです。
しかし実際は、
日本で唯一の“体育・スポーツ科学”に特化した国立大学という、
他に代えのきかないポジションを持っています。
鹿屋体育大学は、競技実績が桁違い。
- オリンピック出場選手
- 世界大会メダリスト
- 日本代表クラスの選手
を継続的に輩出しています。
「体育大=運動だけ」ではなく、
他にはない圧倒的な競技力×科学的トレーニングの環境が整っている点が評価されています。
【学生の口コミ】地方国立大人気ナンバーワンは「帯広畜産大学」
ちなみに、地方国立大学の学生からの口コミランキングで1位になった大学は、
帯広畜産大学だそうです!
意外でしたか?失礼ながら私は意外に感じました(笑)
帯広畜産大学は北海道・十勝にある国立大学で、
名前だけ見ると「かなり地味」「超ローカル」に見られがちです。
しかし実際は、
農学・畜産・食品・獣医系分野では全国トップクラスとして知られる大学だそうです!
強みとしては、
一見学生募集において不利に見える北海道・十勝という立地。
これが畜産・農業分野ではむしろアドバンテージ。
- 日本有数の酪農・畜産地帯
- 大規模農業が当たり前
- 実地研究・フィールドワークが豊富
このような環境で学ぶことや、そもそも帯広畜産大学は就職先がかなり明確。
獣医・農業・食品系の就職が異常に強いということも評価の要因だそうです!
偏差値や就職だけではなく、学生の求める教育を適した環境で提供することができる大学は、
地方であることをむしろ強みに変えることができるのかもしれませんね!
地方国立大学の価値は、
ブランドやイメージではなく、
分野・地域・進路との相性によって再評価されつつあると言えるでしょう!
地方国立大はオワコンに関するSNSの声
それでは、地方国立大はオワコン?に関するSNSの声を見ていきましょう!
基本的に一律にオワコンとするような意見は少なかったように見えました。
当然のことながら、地方国立大学といっても数多くの大学があります。
その中でも高難易度の名門校に対する評価はやはり揺るがないものがあるようですね。
"文科省はこれまで、少子化や私立大への配慮から国立大の定員増を認めていなかった。だが、地方で進学したり就職したりする若者を増やして都市部への人口流出を食い止めるため、政府が20年12月に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を改定して方針を転換。22年度から定員増を特例で認め"
— high190 (@high190) June 12, 2023
また、大学は地方の医療や教育を支えるための重要なインフラであり、
国策としてテコ入れしていくから今後は持ち直すだろう、という意見もありました!
教育学部は「オワコン」のような印象づける投稿だが、定員割れが教育学部全体で起きているのではなく、一部の日程や学科で起きているのが実態だろう。教育学部の倍率低下は事実だが、ピーク制を取っている大学はもとより学科による倍率の偏りはあったし、今でも地方国立大の地域的ニーズは小さくない。 https://t.co/Y0jfOWBxes
— ほしみずき(Mizuki Hoshi) (@MizukiHOSHI_hue) November 4, 2025
一方で、大きな問題は人口減少と少子化で、
これはすべての大学に降りかかる問題だが、特に少子化が進む地方においては、
かなり厳しい将来になる、という指摘もありました。
地方国立大は人口減少がオワコンといわれる最大の理由でしたが、
一方で、特色のある教育で評価されているという大学もあり、
大学を選ぶ側の視点がハッキリしているかというところも重要なポイントなのかなと思いました!
この記事が大学選びの参考になれば幸いです!引き続き当ブログをよろしくお願いします~