中国のECサイトSHEIN(シーイン)で販売される商品から発がん性物質が検出され問題になっています。
今回は、SHEINの発がん性物質を含むスマホケースはどれ?ということで調べてみました。
※SHENの発がん性物質が検出された全商品のリストの最新版はこちらにまとめています。
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SHEIN(シーイン)発がん性物質が検出されたスマホケースはどれ?
スマホケースはファッションによって変える人も多く、複数持っている人も多いですよね。
機種変する度に変える必要があるしね
SHENのスマホケースは送料込みでも300円ぐらいから買えるものも多く、多くの人が一度は購入しようと思ったことがあるのではないでしょうか。
そこで気になるのが、発がん性物質の問題ですよね。
結論から言うと、SHEIN(シーイン)で販売されているスマホケースから発がん性物質は現在見つかっていません。
なら安心して使えるの?
しかし、現在販売されているスマホケースが全て大丈夫かと言えば決して安心とは言えません。
なぜならほとんどのスマホケースの素材はプラスチックだからです。
プラスチックだと危険なの??
プラスチック製品すべてが危険ということでもありませんが、発がん性物質を含む可能性が高まると言えるのです。
SHEN(シーイン)のスマホケースに含まれる可能性がある有害物質
過去にSHEINの商品から発がん性物質が検出された素材で、スマホケースの素材として使われる可能性があるものを以下にあげました。
- プラスチック(硬質ポリ塩化ビニル)
- 合成レザー
- 接着剤
- 防腐剤
レザー素材も可愛いものがいっぱいあるよね
上記の素材から検出された発がん性物質は以下の通りです。
- フタル酸エステル系可塑剤
- カドミウム
- 鉛
- ホルムアルデヒド
発がん性物質が検出された主な商品と、健康への影響を一つずつ見ていきましょう。
※以下の健康への影響は韓国ソウルの公式サイト、または日本厚労省職場の安全サイトを参考に作成しています。
①フタル酸エステル系可塑剤
まず一つ目はフタル酸エステル系可塑剤。
プラスチック製品を柔らくするために使用される化学物質です。
フタル酸エステル系可塑剤は、DEHP, DBP, DINP, DIDP, DIBPなど複数の種類がありますが、中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質。
韓国の調査によると、ビーチボールからはDEHPが基準値の218.5倍超過していたと報道されています。
②カドミウム
二つ目はカドミウムです。
プラスチック製品の原料としてもつかわれる硬質ポリ塩化ビニルの安定剤として使用されます。
韓国の調査によると、ビーチボールからは基準値の2.72倍超過していたと報道されています。
③鉛
三つ目は鉛です。
プラスチック製品の原料としてもつかわれる硬質ポリ塩化ビニルが熱や紫外線の作用により分解するのを防ぐ目的として使われます。
韓国の調査によると、ビーチボールからは基準値の8.75倍超過していたと報道されています。
④ホルムアルデヒド
4つ目はホルムアルデヒドです。
主に、接着剤、防腐剤などに含まれることが多く、
繊維の縮みやシワ予防のために衣類などにも使われています。
韓国の調査によると、レザーシューズからはホルムアルデヒドが基準値1.82倍超過していたと報道されています。
※SHENの発がん性物質が検出された全商品のリストの最新版はこちらにまとめています。
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もちろん、上記の発がん性物質がスマホケースの全商品に含まれているわけではありません。
プラスチックや合成レザーを素材として作られた製品でも、安心して使えるものもあります。
あくまでも可能性があるということだね
発がん性物質商品すべてを調べているわけではない
過去にはSHEINで販売される多くの商品から発がん性物質が検出されています。
しかし、発がん性物質の商品検査は、すべての商品で行われてはいません。
SHEINのサイトに販売されている商品数は、2024年の段階で数十万点。
全部検査は無理だよね…
更に、毎日更新されていっていますし個人店が直接販売していますので、全て検査するのは不可能というのが現状です。
SHEINのサイトから商品を購入するということは個人輸入になります。
日本の検査基準を満たしていないものでも簡単に手元に届くというわけですね。
今の時点で発がん性物質が検出されていない商品だとしても、安全というわけではなく検査をしていないから出品できているということもあり得ます。
もちろん安全な商品もありますが、それを個人で判断するのは難しい状況です。
素材について情報提供していない店もある
SHEINで販売されている商品は、スマホケースに限らず使用されている素材について具体的な情報を提供していないお店が多いということも難点です。
素材がわからないと調べようがないからね…。
健康面への恐れを考えると、安易に見た目だけで購入してしまうのはリスクがありますよね。
【SHEINスマホケースの発がん性物質】見分け方のポイントや注意点
SHEINのスマホケースを購入する際は、どんな点に注意したらいいのでしょうか。
- 素材を提示されている場合はしっかり見るor出来るだけ調べる
- 安心できる素材を選ぶ
- 買わないというのも一つの選択肢
一つずつ解説します。
①素材を提示されている場合はしっかり見るor出来るだけ調べる
すぐに買うのではなく、まずはその商品が安全なものか出来る限り調べてみることが重要です。
ショップサイトには、素材が明記されていないことが多いですが、口コミなどで判断することもできますよね。
また、信頼のおけるほかのサイトで同じ商品があるか調べてみることもできます。
更に、専門家に問い合わせるのも一つの方法です。
ショップだけの情報だけで判断しないということがリスクヘッジにつながります。
②安心できる素材を選ぶ
シリコンや木材などの素材で作られたスマホケースを選ぶというのもいいでしょう。
シリコン製品はプラスチックではないため、比較的人体にも安全であると言えます。
木材など天然の素材であれば、皮膚の炎症やその他の健康上のリスクを抑えることができます。
ただ、塗装などをされているとまたリスクは高まることも念頭に置くことが必要ですね。
③買わないというのも一つの選択肢
また、健康面へのリスクが少しでも懸念されるような商品は買わないというのも一つの選択です。
迷ったら買わない!
発がん性物質が含まれる製品は一度使っただけですぐにガンになるかと言えば、そうではないというのも事実です。
しかし、使い続けることでがんになるリスクは高まりますし、他の病気になる可能性も秘めています。
皮膚が弱い人、子どもが使用する可能性がある人などは特に避けたほうがいいと言えます。
SHEIN以外で発がん性物質のリスクが低いスマホケースは?
発がん性物質を含まないスマホケースを選ぶ際には、信頼性の高いブランドを選ぶことが重要と言えます。
以下に、発がん性物質のリスクが低いとされるおすすめのスマホケースブランドをいくつか紹介しますので参考になさってください。
CASETiFY(ケースティファイ)
CASETiFYは、環境に配慮した素材を使用しており、製品の安全性も高いと言えます。カスタマイズ可能なデザインが豊富で、個性的なスマホケースが見つかるかもしれません。
Spigen(スピゲン)
耐衝撃性に優れたスマホケースが多く、品質管理が徹底されてるのが特徴です。
多くの製品が安全基準を満たしており、発がん性物質のリスクが低いと言われています。
OtterBox(オッターボックス)
特に耐久性に優れたケースが多く、厳しい安全基準をクリアしています。
環境に配慮した素材を使用しているため、発がん性物質のリスクが低いと考えられます。
Apple(アップル)
Appleの純正ケースは、厳格な品質管理のもとで製造されており、発がん性物質を含まないことが確認されています。
デザイン性も高く、iPhoneユーザーに人気です。
「安心した素材を」となると値段はかなり変わってきますよね。
しかし、健康リスクを考慮すると決して高いものではないのかもしれせん。
SHEIN(シーイン)発がん性物質が検出されたスマホケースはどれ?まとめ
SHEIN発がん性物質が検出された製品でスマホケースどれ?ということでまとめていきます。
現時点で、SHEIN(シーイン)で販売されているスマホケースから発がん性物質は見つかっていません。
スマホケースに含まれる可能性がある有害物質は以下の通りです。
- フタル酸エステル系可塑剤
- カドミウム
- 鉛
- ホルムアルデヒド
これらは、プラスチックやレザーを素材とする製品(ビーチボールや浮き輪、レザーバックなどか)ら見つかっています。
スマホケースでも、ほとんどの商品でこれらの素材が使用されていることから、発がん性物質が含まれる可能性があると言えます。
スマホケース購入時の見分け方のポイントや注意点は以下の通り
- 素材を提示されている場合はしっかり見るor出来るだけ調べる
- 安心できる素材を選ぶ
- 買わないというのも一つの選択肢
是非参考になさってください。
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