【2024年10月18日記事更新】
中国の激安ECサイトの商品数点から発がん性物質や有害物質が韓国の調査で検出されたと連日報道されています。
新たに2024年10月18日には、韓国・京畿道(チョンギト)が調査を行ったところ、
- Temu(テム・ティームー)
- Aliexpress(アリエクスプレス)
のショップサイト子供向けの製品(帽子、おもちゃ、ヘアゴム等)70点から37点、人体に影響のある有害物質が確認されたと報道されました。
もう把握しきれないね…!
本記事ではTemu(テム・ティームー)の発がん性物質の商品はどれ?
ということで、2024年10月18日現在までの、発がん性物質や有害物質が検出された商品リスト一覧を画像付きで作成しました。
韓国ソウル市や京畿道の公式ウェブサイトを翻訳して参照しましたよ。
Temu発がん性物質の見分け方としても参考になさってください。
※SHEIN、Aliexpressの発がん性物質商品の最新一覧リストはこちらの記事で確認できますので合わせてどうぞ↓
- 【一覧リスト】Temu(テム・ティームー)発がん性物質の商品はどれ?※2024年10月18日更新
- 子供用帽子※2024年10月18日追記
- 子供用コート※2024年10月18日追記
- 子供用上下セット※2024年10月18日追記
- 子供用ドレス※2024年10月18日追記
- 膝&肘当て※2024年10月18日追記
- 人形※2024年10月18日追記
- 時計※2024年10月18日追記
- ヘアストラップ※2024年10月18日追記
- 子供用時計、イヤリング、ネックレス※2024年10月18日追記
- ヘアピンセット※2024年10月18日追記
- 登山服※2024年10月17日追記
- サンダル※2024年8月14日追記
- 帽子※2024年8月14日追記
- アクセサリー
- 子供用製品 子供用バスタブ
- 子供用製品 子供用スイミングキャップ
- 子供用ピクニックチェア
- 学用品 シャープペンシル
- 玩具 スライム
- 食品容器ホウロウ・その1
- 食品容器ホウロウ・その2
- 食品容器ホウロウ・その3
- 食品容器ホウロウ・その4
- 食品容器ホウロウ・その5
- Temu(テム・ティームー)発がん性物質及び有害物質・詳細一覧
- Temu(テム・ティームー)発がん性物質の商品は洗濯又は洗ったら大丈夫?
- Temu(テム・ティームー)から発がん性物質及び有害物質の検出されるのはなぜ?
- Temu(テム・ティームー)から発がん性物質及び有害物質の検出報道※2024年8月14日追記
- Temuが内部調査を開始
- 世間の声
- Temu(テム・ティームー)発がん性物質の商品リスト一覧&見分け方 まとめ
【一覧リスト】Temu(テム・ティームー)発がん性物質の商品はどれ?※2024年10月18日更新
2024年10月18日現在の、Temu(テム・ティームー)の発がん性物質及び有害物質が検出された商品の最新リスト一覧を早速見ていきましょう。
韓国ソウル市公式ウェブサイトや韓国国税庁ウェブサイト、京畿道の公式ウェブサイトの添付資料で公開している画像リストを日本語訳し、まとめまています
子供用帽子※2024年10月18日追記
- 試験結果:
鉛含有量基準値1.2倍超過
基準値11.2倍超過(プラスチックストッパー部分)
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
- 試験結果:
ホルムアルデヒド含有量基準値1.6~2.4倍超過※部分による
→呼吸器疾患、神経系の問題などを引き起こす有害物質
子供用コート※2024年10月18日追記
- 試験結果:
フタル酸系塩類含有量基準値6.9倍超過※DEHP含む
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性、中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
鉛含有量基準値1.2倍超過基準値2.3倍超過
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
- 試験結果:
フタル酸系塩類含有量基準値6.1倍超過※DEHP含む
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性、中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
子供用上下セット※2024年10月18日追記
- 試験結果:
ホルムアルデヒド含有量基準値2.1倍超過
子供用ドレス※2024年10月18日追記
- 試験結果:
ホルムアルデヒド含有量基準値2.7倍超過
膝&肘当て※2024年10月18日追記
- 試験結果:
フタル酸系塩類含有量基準値1.6倍超過※DEHP含む
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性、中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
人形※2024年10月18日追記
- 試験結果:
フタル酸系塩類含有量基準値2.7倍超過※DEHP含む
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性、中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
- 試験結果:
フタル酸系塩類含有量基準値91.7倍超過※DEHP含む
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性、中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
時計※2024年10月18日追記
- 試験結果:
鉛含有量基準値175.3倍超過
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
ヘアストラップ※2024年10月18日追記
- 試験結果:
鉛含有量基準値304.3倍超過
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
有害元素溶出クロム有量基準値3.1倍超過
子供用時計、イヤリング、ネックレス※2024年10月18日追記
- 試験結果:
ニッケル 基準値4.4倍超過
→神経系に影響を与える可能性があり、子供の知能および認知機能の発達遅延や、妊婦の早産リスクを増加させる可能性あり。
カドミウム 基準値1.2倍超過
→腎臓の損傷と肺がんを誘発する発がん性物質
ヘアピンセット※2024年10月18日追記
- 試験結果:
フタル酸系塩類含有量基準値149.5倍超過※DEHP含む
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性、中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
カドミウム 基準値2.2倍超過
→腎臓の損傷と肺がんを誘発する発がん性物質
- 試験結果:
フタル酸系塩類含有量基準値121.6倍超過※DEHP含む
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性、中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
登山服※2024年10月17日追記
- 試験製品:登山服
- 試験結果:
ニッケル 基準値1.4倍超過
→神経系に影響を与える可能性があり、子供の知能および認知機能の発達遅延や、妊婦の早産リスクを増加させる可能性あり。
フタル酸エステル系可塑剤総含有量(BBP,DEHP) 基準値167.5倍超過(甲部分)、基準値83.3倍超過(インソール)
基準値: 総合計0.1%以下 (DEHP+DBP+BBP)
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性があり、その中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
サンダル※2024年8月14日追記
- 試験製品:サンダル
- 試験結果:
鉛含有量基準値1.2倍超過(甲部分)、基準値11.2倍超過(インソール)
基準値: 300mg/kg以下
→神経系に影響を与える可能性があり、子供の知能および認知機能の発達遅延や、妊婦の早産リスクを増加させる可能性あり。
フタル酸エステル系可塑剤総含有量(BBP,DEHP) 基準値167.5倍超過(甲部分)、基準値83.3倍超過(インソール)
基準値: 総合計0.1%以下 (DEHP+DBP+BBP)
→不妊を引き起こすなどの生殖毒性があり、その中でもDEHP(ジエチルヘキシルフタル酸)は発がん性がある可能性がある物質
帽子※2024年8月14日追記
- 試験製品:帽子
- 試験結果:
PH 9.3(外布)
基準値: 4.0〜9.0
アクセサリー
品目:ヘアピン、イヤリング、指輪、アンクレット
検査結果:
カドミウム 41% (基準値の410倍超過)
カドミウム 29% (基準値の290倍超過)
カドミウム 24% (基準値の240倍超過)
→腎臓の損傷と肺がんを誘発する発がん性物質
鉛 17% (基準値の283倍超過)
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
Temuの発がん性物質・アクセサリーについてはこちらで一覧にしています↓
Temu発がん性物質【アクセサリー】はどれ?一覧リストと皮膚へのリスクや対処法
子供用製品 子供用バスタブ
・フタル酸エステル系可塑剤 (DEHP) 基準値の74倍超過
(基準値: 合計0.1%以下)
→不妊を誘発するなど生殖毒性がある物質
・カドミウム 基準値の6.3倍超過
(基準値: 75 mg/kg以下)
→腎臓の損傷と肺がんを誘発する発がん性物質
子供用製品 子供用スイミングキャップ
・鉛含有量 基準値の20倍超過(外面コーティング)
(基準値: 100 mg/kg以下)
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
子供用ピクニックチェア
・フタル酸エステル系可塑剤 (DBP) 基準値の380倍超過(パラソルの軟質部分)
( 基準値: 合計0.1%以下 )
→不妊を誘発するなど生殖毒性がある物質
※物理試験不合格: 小さな部品の発生(誤飲事故などのリスクあり)
学用品 シャープペンシル
・フタル酸系可塑剤 (DBP) 基準値に対して11.4倍超過検出
基準値: 合計0.1%以下
(DEHP+DBP+BBP+DINP+DIDP+DnOP+DIBP)
→不妊を誘発するなど生殖毒性がある物質
・総鉛含有量が基準値に対して1.55倍超過検出(メタルチップ部分)
基準値: 90mg/kg以下
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
玩具 スライム
防腐剤(MIT, CMIT, CMIT+MIT)
ピンク色(1.05mg/kg, 2.03mg/kg, 3.08mg/kg)および黒色(1.15mg/kg, 2.67mg/kg, 3.82mg/kg)から検出
基準値: 使用しないこと
食品容器ホウロウ・その1
カドミウム基準値比97.4倍超過
(基準値:0.07mg/L以下)
→骨軟化症、腎臓損傷などが発生し、肺がんを引き起こす可能性
食品容器ホウロウ・その2
カドミウム基準値比17.7倍超過
(基準値:0.07mg/L以下)
→骨軟化症、腎臓損傷などが発生し、肺がんを引き起こす可能性
食品容器ホウロウ・その3
カドミウム基準値比20.5倍超過
(基準値:基準値:0.07mg/L以下)
→骨軟化症、腎臓損傷などが発生し、肺がんを引き起こす可能性
鉛基準値比3.6倍超過
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
食品容器ホウロウ・その4
カドミウム基準値比7.5倍超過
(基準値:0.07mg/L以下)
→骨軟化症、腎臓損傷などが発生し、肺がんを引き起こす可能性
鉛基準値比2.2倍超過
→子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れ
食品容器ホウロウ・その5
鉛 基準値比7倍超過
(基準値:0.8mg/L以下)
→神経系に影響を与える可能性があり、子供の知能および認知機能の発達遅延や、妊婦の早産リスクを増加させる可能性あり。
Temu(テム・ティームー)発がん性物質及び有害物質・詳細一覧
Temu(テム・ティームー)の商品から検出された発がん性物質及び有害物質とその詳細については以下を参考にしてください。
ニッケル:登山服
基準値を超えるとアレルギー性皮膚炎(金属アレルギーを誘発)を誘発
フタル酸エステル系可塑剤 (DEHP, DBP, DINP, DIDP, DIBP):バスタブ等
不妊を引き起こすなどの生殖毒性があり、内分泌障害を引き起こす物質です。
精子数の減少、不妊、早産など生殖機能に影響を与える可能性があります。
また、DEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)は国際がん研究機関が指定するヒト発がん可能物質です。
カドミウム:アクセサリー等
発がん性の可能性のある有害物質。
呼吸器と消化器を通じて人体に蓄積され、長期間の暴露により骨軟化症、腎臓損傷などが発生。肺がんを引き起こす可能性がある。
骨軟化症、腎臓損傷などが発生し、肺がんを引き起こす可能性
鉛:ホウロウ容器等
子どもの知能発達の遅れや、妊婦の場合は早産を誘発する恐れがあります。
また、体外に排出されにくく、体内に蓄積されて長期的に健康に影響を与える可能性があります。
防腐剤
微生物の増殖を防止・遅延させて製品の変質を防ぐ目的で主に使用されます。
皮膚・呼吸器・目に強い刺激を与え、吸入・摂取・皮膚接触時に深刻な怪我や死亡を引き起こす可能性があるとされています。
Temu(テム・ティームー)発がん性物質の商品は洗濯又は洗ったら大丈夫?
ここで気になるのが、洗濯すれば大丈夫じゃないの?
という疑問ですが、結論、洗濯しても安心とは言えないでしょう。
まず、アクセサリー類は金属材料として含まれているため洗っても落ちませんし、塗装がはがれれば皮膚に有害物質が常に接触することとなります。
カドミウムは呼吸器と消化器を通じて人体に蓄積される可能性があり、やはりできれば使用を避けたほうが良いでしょう。
また子どもが使うおもちゃや衣類、学用品も洗ったからと言って発がん性物質及び有害性物質は完全には落ちません。
口に入れたり、なめてしまう可能性も十分ありますので、使用を避けたほうが良いと言えるのではないでしょうか。
こちらも合わせてご覧ください↓
Temu(テム・ティームー)から発がん性物質及び有害物質の検出されるのはなぜ?
なぜこんなにもTemuの商品から発がん性物質が検出されるのでしょうか。それは、
製品を安価に大量生産するため
というのが大きな理由と言えます。
Temuをはじめとする、いわゆるファストファッションはいかにに生産コストを抑えて大量に生産するかに重きを置いているのが現状。
競合他社に打ち勝つためにはより安く出品するという戦略を取らざる負えないのです。
そのため原料などもなるべく安価なものが使われることになります。
良くも悪くも安価な化学薬品が含まれてた原材料が使われやすくなるという状況が生まれてしまうのですね。
もちろんすべてのサプライヤーがそうとも限らないけどね。
⬜️「自己防衛するしかない」『SHEIN』『TEMU』に発がん性物質検出、安いものにはワケがあるhttps://t.co/bVQcVpeUf5
— フィフィ (@FIFI_Egypt) August 30, 2024
知的財産権の侵害と、強制(児童)労働も問題になっていますよ。でも、これら中国の激安ECサイトを特別CMまで作って日本の放送局が地上波で宣伝していました、無責任にも程がある。
Temuなどのファストファッションはなぜ安いのかを考えると、様々な問題にありつきます。
もちろん安い商品が悪いという単純な答えでは解決できません。
ただ、消費者であるならば、安いという利点を得るためには、裏側にどんな問題が潜んでいるのか考える必要がありそうです。
Temu(テム・ティームー)から発がん性物質及び有害物質の検出報道※2024年8月14日追記
Temu(テム・ティームー)から発がん性物質及び有害物質の検出されたという報道は、2024年4月から相次いで報道されています。
【2024年7月8日】イヤリング、アクセサリー等からカドミウムや鉛が検出
2024年7月8日の報道。
指輪、イヤリングなどのアクセサリー404点中、96点で基準値を超えるカドミウムや鉛が検出されました。
【補足】『AliExpress』『Temu』で販売アクセ24%が発がん性物質(カドニウムや鉛)検出。最大基準値410倍🚨仁川本部税関(韓国🇰🇷)
— 新型コロナちゃん速報@コロナ後遺症 緊急地震速報 熱中症警戒アラート ChatGPT ニュース速報 (@geiger_warning) July 8, 2024
『Temu』はもちろんですが、フリマや雑貨屋でも出回りますので、出所が怪しいものは命減る可能性あり。ご注意ください。https://t.co/c0qz3wLPsf pic.twitter.com/3BsI65wMT5
※404点とは、Temuだけでなく、AliExpressなどの激安ECショップ販売商品も含まれています。
仁川本部税関は7日、AliExpressやTemuなどで販売中のイヤリング・指輪など超低価格アクセサリー製品404点の成分を分析した結果、23.7%に当たる96点で韓国の安全基準値を上回るカドミウムや鉛が検出されたと明らかにした。
朝鮮日報 2024年4月8日
すごい値だよね!!
【2024年4月25日】子供向け製品から基準値を超えるフタル酸エステル系可塑剤を検出
また、2024年4月25日の報道では、子供向け製品22品目で検査を行った結果、シューズ用アクセサリーから、不妊を誘発するなど生殖毒性がある物質フタル酸エステル系可塑剤が基準値の最大348倍超検出されたとのこと。
検査の結果、子ども用サンダルやスニーカーなどに付ける「シューズ用アクセサリー」16品目のうち7品目から「フタル酸エステル系可塑剤(DEHP、DBP)」が基準値の最大348倍超検出された。
朝鮮日報 2024年4月26日
ちいさい子供や赤ちゃんが使って大丈夫かしら…!
【2024年7月18日】食品容器ホウロウからカドミウムを検出
2024年7月18日の報道では、食品容器ホウロウからカドミウムも検出されたと報じています。
AliExpressとTemuで販売されているホーロー食器5種からは、韓国の基準値の最大97.4倍に達するカドミウムと、韓国の基準値の7倍超に当たる鉛が検出された。カドミウムは腎臓の損傷と肺がんを誘発する発がん性物質だ。
朝鮮日報 2024年7月19日
商品の種類もいっぱいあるね…。
【2024年8月14日】サンダルの中敷きから基準値の11倍を超える鉛が検出
2024年8月14日(最新)の報道では、Temuのサンダルの中敷きから基準値の11倍を超える鉛が検出されたとのこと。
SHEIN、Temu、アリエクスプレスの144製品を対象とした最新の検査では、3社の複数製品から基準値を上回る有害物質が検出された。
SHEINの靴の1足には、プラスチックの柔軟性を高めるフタル酸エステルが基準値の229倍含まれていることが判明。
フタル酸エステル系可塑剤について、ソウルの環境衛生当局の担当者はAFPに、「精子の減少など、生殖機能に悪影響を与え、不妊や早産を引き起こす恐れがある」と説明した。
さらに、SHEINで販売されている帽子からは、住宅建材に使用されることが多い化学物質、ホルムアルデヒドが基準値の2倍検出された。
SHEINのマニキュア液2瓶からは、ヒトに対して発がん性の可能性があり、肝臓に有害な影響をもたらし得るジオキサンが基準値の3.6倍以上、メタノールが1.4倍検出された。
また、Temuのサンダルの中敷きからは基準値の11倍を超える鉛が検出されたとしている。
政府発表によると、ソウル市当局はこれらの製品の販売中止を求めている
jiji.com
SHEINとかTemuとかで物買う人の気が知れない。
— 大阪を愛する大阪人の会【公式】нет войны (@osakan_beauty2) August 14, 2024
ナンボ安ぅても、後から健康被害出たり、よけい損するで?
「SHEIN」商品、新たにサンダルや帽子などで発がん性物質を検出 https://t.co/M7EwPDjLdL #NewsDigest
次々と報道されるので、どの商品が安全なのか逆に知りたいと思えてきます。
【2024年9月20日】アクセサリーから基準値大幅超のカドミウムが検出※追記
2024年9月20日、
- SHEIN
- AliExpress
- Temu
で販売されているアクセサリーから基準値を大幅に超える有害物質のカドミウムが検出されたと韓国で報道されました。
内容は以下の通り。
- アクセサリー415点中、49点でカドミウムが検出
- 3社のうちTemuの指輪は、カドミウムの含有率が94.5%で、韓国の基準値の945倍越えもあった
- 基準値の319倍の鉛が検出された
- 芳香剤から含有が禁止されている有害物質が検出
と韓国の環境省は伝えています。
アクセサリーでも肌にはつけるからね。金属アレルギーとか大丈夫のかな…
Temuのアクセサリー発がん性物質についての詳細はこちらで記事にしています↓
【2024年10月11日】登山服から基準値大幅超のカドミウムが検出
3社のショップサイトの商品から、159品目をソウル市が検査した結果、基準値を大幅に超えるヒ素、ニッケル、鉛などが検出されたと報道されました。
Temuの商品からは、
登山服から基準値1.4倍超過ニッケル
が検出されました。
中国ネット通販のアリエクスプレス、テム(またはティームー、Temu)、シーイン(SHEIN)で販売されている化粧品、登山用品、食器など159品目をソウル市が検査した結果、六つの商品から韓国の安全基準を上回るヒ素、ニッケル、鉛などが検出された。ソウル市が10日に明らかにした。
朝鮮日報
【2024年10月18日(最新)】子供向けの製品70点から37点、人体に影響のある有害物質
子供向けの製品(帽子、おもちゃ、ヘアゴム等)70点から37点、人体に影響のある有害物質が確認されました。
このうち、
- 子供用の帽子→肝臓などを損傷する恐れのあるフタル酸エステル系可塑剤が韓国の基準値の375.9倍
- ヒザ当てなど→フタル酸エステル系可塑剤が基準値の260.9倍
- ぬいぐるみ→フタル酸エステル系可塑剤が基準値の281.7倍
- ヘアゴム→は皮膚炎などの原因となる「鉛」が基準値の304.3倍
検出されています。
連日報道されているため、もはや把握しきれないと言った状況ですね。
Temuが内部調査を開始
2024年8月14日の報道を受け、Temuは
- 内部調査を開始
- マーケットプレイスから該当商品を削除
- 第三者販売事業者がシステムとガイダンスを強化した
と発表しています。
TemuはAFPに対し、「ソウル市当局から通知を受けた後、直ちに内部調査を開始した」とし、「該当する製品をグローバルマーケットプレイスから速やかに削除した。また、第三者販売事業者が安全基準および現地の規制を遵守するよう、システムとガイダンスを強化している」と述べた。
〔AFP=時事〕
世間の声
AmazonにもZOZOにも同じもの売ってるし、日本ブランドだって多くの工場は中国だし、SHEINやTemuがどうこうではもう避けようがない。中華外資メーカーで働いているけど、うちの商品と日本の同じジャンル別会社の商品、同じ工場ですよ。工場とやり取りしてるから知ってるよ。 https://t.co/LJwajqbYBF
— Sammy. (@sammyiroiro) August 2, 2024
SHEINの発がん性物質のやついつも思うんだけど、それを言ったらAmazonとか他のファッションサイトも仕入先は同じだと思うんよね、、、名称やパッケージが違うだけで全く同じ商品見かけるし、作ってる工場はほぼほぼ中国やんな、メイドインチャイナ使えなくなるで
— (た)こすぱちゃん (@tacospa17) August 2, 2024
⬜️SHEINの水着などから発がん性物質確認、浮き輪からは基準値の218.5倍https://t.co/rf4A3NhHca
— フィフィ (@FIFI_Egypt) August 2, 2024
その他、SHEINだけでなくtemuなど中国のECサイトは、強制労働疑惑や著作権法違反もあります。日本のメディアはゴールデン番組で堂々と問題が指摘されている中国のECサイトを宣伝してたけど、無責任です。
アプリに登録してるクレジット決済とか個人情報も流出するんじゃないかとさえも思うし、購入してる人大丈夫かなって思う。安いからって飛びついて痛い思いしないことを願う。
値段と品質は比例するよね。
まともな材料や製造過程、労働環境、安全性の遵守してたらコストは当然掛かるし、だからこそ安全で良い商品が手に入る。
お財布厳しい時はつい安さに飛び付く。
でも、過去それで買った商品はどれもすぐ壊れたり、使い勝手が悪くて処分。
結局ある程度お金かけて買った物の方が愛用している。コスト的にも長い目で見ると、結局は回収できてるし。
SHEINはクレジットカードの情報流出も言われてるし、今回の記事も合わせて利用するのは怖い。SHEINの製造現場が劣悪という情報や、商品から発がん性物質であるホルムアルデヒドが検出されたというニュースは数年前から出ていたので今更危機感を感じてる人はいくらなんでも情弱すぎないかなといった感じ。 中国製だから悪いのではなく安い中国製がダメ。 信頼できる中間業者がいなければやりたい放題出来てしまうので市場価格より安い=何らかのリスクがあることは肝に銘じておくべき。 越境ECでは、安心安全な商品が提供されているはずみたいな日本の性善説は成り立たない。
Yahoo!コメント
Temu(テム・ティームー)発がん性物質の商品リスト一覧&見分け方 まとめ
Temuをはじめとする、激安ECショップの商品は、発がん性物質や有害物質が検出された問題だけでなく、環境問題など様々な問題もとりだたされています。
もちろんいい商品をお安く購入したいというのは誰もが思う心理ですし、それが良い悪いではないでしょう。
さらに、こういったショップの商品すべてが粗悪品ということも決してないと思われます。
しかし、あまりにも安く購入できるということの裏側には何か問題が起きているのではないかということに一人一人が目を向ける必要がありそうです。
ショップ別】の発がん性・全商品一覧リストはこちら↓
【商品別】で詳しく!発がん性物質一覧↓
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